2012年3月13日
3月 桜花おでん
桜花おでん
今年の3月は、まだまだ寒く、春の日差しを感じつつも、冷たい風にからだが冷えてしまいます。そんなときは「おでん」。桜をテーマにした「桜花おでん」は目で見て香りで桜を感じます。さあ、少し早い桜の季節を楽しみましょう。
練り物は、いつもおいしい「ちくわ」「上揚半」と鯛つみれ。透明で甘さを控えた和風出汁には、桜の塩漬けで桜の香りを加えます。桜の花は塩漬けになっているので、塩抜きして使います。
長いもが入ったフワフワの桜の形をした花半月。かわわいいですね。そして、蒲鉾の薄造りは、しゃぶしゃぶのようにしていただきます。袋からあけて土鍋に入れてあたためます。練り物を入れたら、5分くらい煮込んで出来上がりです。今月の練り物は加熱すると膨らみます。
いつも、おでんは土鍋で作りますが、岩手の鉄鍋で作ってみました。鍋の中は、「春」です。いつもの通り、練り物を入れたら煮立たたせないように短時間で煮ます。最後に、かまぼこでしゃぶしゃぶします。かまぼこに軽く火が通ると、シコシコの食感が楽しめます。
出来ました。締めは、雑炊。美味しい出汁を吸ったご飯が美味しいです。