2013年1月7日
1月 金目鯛
朱色に輝く美しい体の金目鯛。水深約200mから800mに棲む深海魚で、世界中の暖海域に分布している魚です。日本では茨城県以南の太平洋側に分布しています。 昼間は水深約300mから800mといった深いところにいますが、夜になると水深約200mぐらいまであがってきます。金目鯛の特長でもある大きな目は深海で生活する際の視力を確保する為だとか。11月から冬にかけて、もっとも脂がのる時期を迎えます。白身の魚の中では特にたんぱく質、脂質が豊富で、コラーゲンも多く含み、お肌に大変良いともいわれています。脂質にはコレステロールなどを低下させる不飽和脂肪酸のIPAやDHAを豊富に含んでいるほか、カリウムやマグネシウム、リン、亜鉛、銅などのミネラルも含まれていて栄養価も抜群です。ビタミン類もあり、疲労回復やストレスに効果があるといわれるビタミンB1、美容ビタミンという言葉もあるビタミンB2、シミの原因となる活性酸素を抑えるビタミンEも含まれています。